ご両親やご家族が急に病気やケガなどで、介護認定を行わないといけない時は
突然やってきます。何から手をつけて良いかわからないことだらけだと思います。
(私自身もそうでした)
今回は、まず要介護認定申請の部分だけ、なるべくわかりやすくご案内できるように
したいと思います。
(引用:広島市ホームページ、もしくは、「介護保険制度の案内」(2021年4月版)パンフレット)
要介護認定の申請
要介護認定には、「要介護認定申請書」が必要となります。
広島市のホームページからダウンロードして印刷できます。

(裏面には認定申請聞き取り調査票があります。両面印刷して提出します。ここでは省略します)
家族が申請するか、指定居宅支援事業所や介護保険施設、地域包括支援センターなどに申請を依頼することもできます。
広島市各区福祉課高齢介護係の窓口に行って、要介護認定申請書を提出。
その際、現在の状況等聞かれます。
認定調査
申請された方の心身の状況、介護の必要な度合いなどを調べるために、広島市の担当者または
市が委託した指定居宅介護支援事業所等の介護支援専門員(ケアマネジャー)が、
本人と家族などから聞き取り調査します。
主治医意見書
区の福祉課高齢介護係から、主治医意見書関係書類が送られてきますので、
本人またはご家族は、その書類を主治医に渡します。
ここでいう主治医とは、介護が必要になった直接の原因である病気を治療している医師や
かかりつけの医師など本人の心身の状況をよく理解している医師のことです
要介護認定
認定調査と主治医意見書をもとに介護認定審査会で審査判定を行い、区の福祉課高齢介護係から
要介護認定結果が送られてきます。
内容は、要介護認定結果通知と認定内容を記載した介護保険被保険者証。
要介護認定は、申請日にさかのぼって効力が発生します。
※認定結果に不服のある場合は、県の「介護保険審査会」に審査請求できます。
ということで、簡単ですが、まずとっかかりである、要介護認定の申請部分をご紹介しました。
詳細は、広島市ホームページや、行政の窓口に置いてあるパンフレットをご参考にして
ください。
はじめてのこと突然のことで、ご心労があると思いますが、窓口でも親切に教えて
頂けますので、安心してご相談されるとよいと思います。