おかげ様で19年目!!
2004年3月開業し早くも満18年を迎え、いよいよ19年目に突入しました。
開業当時は、まだ「車イスのまま乗れるタクシー」といっても、
ほとんど認知されておらず、仕事がまったくないこともありました。
しかし、時代の流れとともに、ご利用くださる方も増え、
病院や施設などからもお声をかけていただけるようになりました。
限定車両のため、予約制をとらなければならず、
ご不便をおかけすることがありますが、
これからも「安心・安全・真心対応」をモットーに、
皆さまに喜ばれる福祉タクシーを目指して参ります。

福祉タクシーってなに?
「福祉タクシーとは、どんなタクシーですか?」と聞かれることがあります。
最近はよく耳にすると思いますが、いわゆる「介護タクシー」と同じです。
私たちが開業した当時は、まだ介護タクシーという名前も
社会の中で全く浸透していませんでした。
「介護」というと高齢者のイメージが強く、
若くても障がいをお持ちの方もご利用頂きたいとの思いから
あえて「福祉タクシー」という名前を屋号に使わせて頂きました。
正式名称は、一般乗用旅客自動車運転事業(患者等輸送限定)といいます。
具体的には、車イスやストレッチャーのまま、車の中に乗り込むことができるタクシーです。
患者等輸送限定ですから、患者の方や高齢者等に限られます。
また、当然タクシーですから、ご希望の場所までお送りいたします。
余談ですが、一度だけ「海上タクシー」と間違われたこともありました(^^)
開業までには、幾多の苦労もありました・・・。
よく介護タクシーは簡単にはじめられると思われる方もいらっしゃいますが、
資格や手続きなど、いろいろ大変です。
まず、開業するまで、「普通自動車第二種運転免許」を取得。
県内でも「二種免許」が取れる自動車学校は限られているので、
送迎バスに乗って郊外の自動車学校に、約3週間ほど通いました。
その後、「ホームヘルパー2級」(現在、介護職員初任者研修)を取得するために、
学校にも通い、施設実習や訪問介護の実習も行いました。
そして、一番大事なことが国土交通省の認可を頂くことです。
やはり、準備に3か月ぐらいかかったと思います。
現在までに、車両は7台の車を乗り換えましたが、年々福祉車両も
充実してきていると思います。
コロナ禍ではありますが、感染防止対策を万全にして、安心安全の運行を
心掛けて参ります。